嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学西洋美術史・博物館学研究室

■4月9日「西洋美術(史)研究B」

Q. 先生のプロジェクターで写すときに写真をクラウドから引っ張って表示されていますが、データーのクラウドでの管理のコツを教えてください。

A. まず「先生のプロジェクター」ではなく「大学のプロジェクター」です。ここは「先生はプロジェクターで….」と書くべきでしたね。クラウドで管理するのもPC内蔵や外付けのHDDやSDDで管理するのもあまりかわりはありません。ただしクラウドの特徴をよく知ることは必要です。

■メリット

大手のサーバーに保存されるので、データがクラッシュすることはまずあり得ない。クラッシュしたら世界中が大変なことになるので、何重ものセキュリティが施されているはずである。

インターネットに接続できる環境にあれば、自宅でも出先でも職場でも同じようにデータを扱える。

■デメリット

利用規約を読むと、GoogleやMicrosoftが個人がアップロードしたデータであっても自由に使えるように書いてあるので、機密性の高い情報(ex. 個人が特定できてしまうようなもの)はクラウドに保存しない方がよい(もっとも私のような社会の末端近くにいる人間の情報をGoogleやMicrosoftが欲しがるとは思えないが…)